「豊島区子ども読書活動推進計画(第四次)」・「豊島区立図書館基本計画(第二次)」パブリックコメントの実施結果・計画概要の点字データについて

掲載日
2022年3月21日

 令和3年12月10日(金曜日)から令和4年1月9日(日曜日)までご意見を募集していた2つの計画について視覚に障害がある方にもお読みいただけるよう、ご意見概要と区の考え方及び計画概要のテキスト版、点字データを掲載しております。
テキスト版は、以下リンクからダウンロードできます。
「パブリックコメントの実施結果について」(テキスト版)(Text:12KB)
「豊島区子ども読書活動推進計画(第四次)」の概要(テキスト版)(Text:5KB)
「豊島区立図書館基本計画(第二次)」の概要(テキスト版)(Text:5KB)
「パブリックコメントの実施結果について」「豊島区子ども読書活動推進計画(第四次)概要」「豊島区立図書館基本計画(第二次)概要」の点字データ(BSE形式)ダウンロード(9KB)
紙ベースの点字資料の送付を希望する方は、豊島区立中央図書館までお問合せください。 ※点字資料の送付受付は終了しました。

パブリックコメントの実施結果について

「豊島区子ども読書活動推進計画(第四次)」「豊島区立図書館基本計画(第二次)」のパブリックコメントの実施結果について

1実施期間 令和3年12月10日 金曜日から令和4年1月9日 日曜日まで

2周知方法 広報としま12月11日号掲載、区ホームページ・図書館ホームページ掲載、区Facebook(フェイスブック)、区twitter(ツイッター)、図書館メールマガジン

3閲覧場所 区立図書館、行政情報コーナー、区民事務所、区民ひろば

4結果公表日 令和4年3月21日 月曜日

5意見概要等
(1)受付方法 電子メール 4件、電話 1件(視覚障害者からのご意見のため、電話で受付。)、合計 5件
(2)意見件数
豊島区子ども読書活動推進計画 5件
内訳 図書館司書について 1件、コロナ以降の図書館について 1件、事業について 1件、メディアリテラシーについて 1件、電子書籍について 1件
豊島区立図書館基本計画 7件
内訳 計画理念について 3件、数値指標について 1件、重点取組について 1件、事業について 1件、資料収集について 1件
(3)意見概要と区の考え方
豊島区子ども読書活動推進計画

意見1 図書館司書について
司書の重要性 目標の数値を各学校図書館や地域図書館で具体的にどのように実行されるのかは、司書の存在が重要である。子どもたちの場合、身近な学校図書館から地域図書館へ、そして読書習慣に繋がると考えるので、関心や経験のない子どもたちにどのように興味を持たせるかは先生だけでは無理で、司書の指導が重要だと思う。
区の考え方1
区としても、子どもの読書活動推進には、専門知識を持った司書の役割が重要であると考えています。第四次計画では、司書の役割を明確にし、子どもの読書活動推進に取り組んでいきます。
また、計画事業の中に、「子どもの読書に関わる職員等の質の向上」をかかげ、司書のみならず、子ども関係部署の職員等のスキル向上に取り組んでいきます。さらに、豊島区の学校司書と図書館司書が地域に関する歴史や情報を積極的に収集し、知識や情報を共有できる場づくりを進めていきます。

意見2 コロナ以降の図書館について
新しい図書館機能 第三次計画の結果については コロナ禍の図書館の閉鎖などが大きく影響しているので、やむを得ないかと考えるが、生活様式の変化による電子書籍や、インターネット環境の充実など図書館の在り方について、早急に検討、実行が必要である。
区の考え方2
新型コロナウイルス感染拡大のため、図書館の閉館、サービスの一部休止等により、通常の業務ができないことがありました。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う生活様式の変化については、第四次豊島区子ども読書活動推進計画においても課題と捉えていますが、電子書籍の充実等については、図書館運営全体に関わることから、図書館基本計画の中で検討を行いたいと考えています。


意見3 事業について
読み聞かせ 読書を好きになるかは乳幼児の体験が大きく、実際に新生児のお母さんと会う保健師の方に理解してもらい推奨してもらうのがよいと思う。豊島区でもお誕生祝い品セットに布絵本が選べるようになっているが、フィンランドのネウボラ制度では、新生児向けプレゼントには衣類や衛生グッズと必ず絵本が入っていて効果が出ているようだ。

アメリカの小学校の具体例 字が読めるようになったら読み聞かせをやめてしまいがちだが、アメリカのコネティカット州では、小学校の高学年でも教室などで頻繁に読み聞かせをし、感想や物語の展開を言うまたは書く機会を増やすと本に興味がわき図書館の利用が盛んになっている。さらに調べ学習でも調べ方がわからない場合が多いので低学年のうちから図書館探検のようにテーマを決めて本を探す訓練を遊び感覚でしている。
区の考え方3
乳幼児期の読み聞かせなど、子どもが本と出会うきっかけづくりは、その後の読書基盤形成の観点からも重要な取組であると考えています。現在は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、保健所等での読み聞かせや赤ちゃんおはなし会をやむなく休止していますが、子どもが本と出会う機会を作ることや子どもに関わる職員、地域の方への理解促進の取組については、子ども関連部署等とも連携し検討していきます。
また、豊島区立図書館7館では、担当する小中学校を決め、学校と連携を図りながら、学校訪問によりブックトークや読み聞かせを行ったり、図書館見学や職場体験の受け入れを行っています。第四次子ども読書活動推進計画においては、こうした取組とともに、子どもが読書を通じて自分の思いを伝えるなど発信の場づくりも検討していきたいと考えています。検討にあたりましては、いただいた事例も参考にしながら、子どもの意見も取り入れるなど、子どもたちにとって図書館がより身近で楽しい場となるよう環境づくりを進めます。


意見4 メディアリテラシーについて
メディアリテラシーの重要性 スマホやパソコンを利用するようになると簡単に検索できるので紙媒体で探さなくなる。どこでも見られるインターネット情報は鵜呑みにしないように指導すること、コピーを張り付けると著作権侵害になるなどの周知も今後必要になる。また、引用する場合は出典を明らかにする教育も必要である。 担任の先生方の忙しさを考えると無理なので、専門家である司書が指導してほしいと思う。
区の考え方4
メディアリテラシー・情報リテラシーについては、計画(素案)作成中にも有識者の方等と課題や取組について検討してきました。
第四次計画では、区立図書館と学校図書館の連携を強化するとともに、関係部署等と連携し、計画に掲げている「読書を通じて『情報を読み解く力』『情報を分析して判断する力』を身に付け、情勢の変化に柔軟に対応し、よりよい社会づくりに貢献できる子ども」の姿を目指します。


意見5 電子書籍について
電子書籍 今後、電子書籍は増えていくと考えられます。メリットデメリットを検証するとあるが、長所短所も含め指導してもらえると子どもたちも広義の本として利用できるだろう。漫画、雑誌、写真集、絵本、画集も含め楽しんで人生を豊かにしていけるよう「本は楽しい」「活字に親しむ」習慣を身につけてほしいと思う。
区の考え方5
区立図書館・学校図書館とが連携し、電子書籍の長所・短所だけでなく、各々の子どもが、その時々に合った読書方法(媒体等)を自ら選択し、「本が好き、楽しい」と感じてもらえるよう取組を進めていきます。

豊島区立図書館基本計画

意見1 計画理念について
図書館の特性は次のようなものだと考える。1区の施設で、最も多くの区民に認知されている。2年齢、性別などを問わず、あらゆる人に開かれている (他の施設は、何らかの利用要件、あるいは利用対象があるが、区内在住・在勤・在学であれば、すべての人が利用できる)。
このような図書館の特性を生かし、単に図書の貸出に留まらず、区民と行政・住民団体を結びつける結節点となることができるのではないか。基本計画でも、「生きる力を生涯に渡って支える」とあるが、住民の抱える課題を察知し、その解決に向け、区の関係部署などと結びつけるような機能は持てないか。図書館の守備範囲を広げることで、結果的により多くの多様な利用者を呼び込むことができ、図書館の存在意義を高めることができるのではないか。
図書館司書は、豊富な知識とスキルを持っているにもかかわらず、その能力を十分発揮できていないのではないか。単に図書の貸借に留まらず、図書館がその活動の幅を広げることで、アンテナを広げ問題意識をもった選書スキルを身に付けることができるのではないか。
区の考え方1
図書館が、単に図書の貸し出しにとどまらず、地域コミュニティの形成に資する「場」となることは、まさに第二次図書館基本計画の基本理念、サブ理念が目指すものです。その実現のためにも、多くの人に利用される図書館になるよう、あらゆる主体と連携し、多くの人にひらかれた図書館運営に取り組みたいと考えています。そのためにも、司書が持つ専門知識・スキルを十分に生かし、資料の充実を図ることはもちろん、地域資料の収集・保存・活用など、豊島区立図書館ならではの特色を出していくことも重要な取組であると考えています。
これらの取組を進めながら、図書館の意義を広く周知するとともに、利用者の課題解決・地域に寄り添った図書館をめざし、機能の充実を図っていきます。


意見2 計画理念について
基本理念にある循環を「わ」と読ませることに、無理があり、わかりにくい印象を受ける。
区の考え方2
第二次図書館基本計画では、豊島区基本計画(後期)や豊島区生涯学習ビジョンとの整合性を図り、計画を策定しました。
これらの計画では、個々の学びの成果を地域活動に生かすなど、活動の循環が広がる学びの循環(わ)を目指しています。また、この学びの循環(わ)の拠点の一つとして、図書館が位置付けられています。
これをふまえ、第二次図書館基本計画においても、図書館が地域の生涯学習拠点として、本を通じた個人の学びを、地域コミュニティの活性化につなげる役割を担うこと、つまり、本がつなぐ人と人の循環(わ)で生涯学習の場をつくっていくことを基本理念としたものです。
しかしながら、素案ではこれらの説明が不足しておりましたので、読み手に主旨が伝わるよう、説明を加えます。


意見3 計画理念について
サブ理念「誰一人取り残さない、誰もが主役になれるまち にぎやかな公共図書館をめざして」について
・地域のニーズに応えることが誰もが主役の図書館になるのではないか。
・子育ての情報、クリニック情報、求人情報、外国籍の方々のために母国語で読める必要な情報が必ず手に入る場所でありたい。
・情報収集能力を高めて、テーマごと、関連性を考えて並べるなどしてほしい。
・ビジネス関連の資料提供し講座などを行い、相談窓口を設けて起業したい人やスモールビジネスを支援する場をもうける。
・コロナ禍での就職活動の場として、新聞の求人欄、求人チラシ、などのコーナーを作る。
区の考え方3
第二次図書館基本計画は、令和4年度から5年間を計画期間として具体的な取組を進めますが、7館ある豊島区立図書館が地域性や特色を活かし、役割分担なども行いながら、事業実施を検討していきたいと考えています。今後の検討にあたりましては、いただいたご意見・ご要望を参考にさせていただきます。

意見4 数値指標について
蔵書数、来館者数、開館時間、貸出冊数といった定量的な指標ではなく、住民生活のレベルアップ(物と心両面で)にどれだけ貢献しているかを指標の中心に据えることはできないか。
区の考え方4
計画の進行管理のため、毎年度活動報告書を作成します。活動報告書の中で、定量的な指標のみでなく、どれだけ広く図書館を地域にひらき、連携して基本理念を達成できたかを盛り込む予定です。また、その活動報告書を活用し、新たな連携主体の参画を促し、オールとしまで、基本理念にある生涯学習の場を創造できるように取り組んでいきます。

意見5 重点取組について
専門書が家を占拠しているため、ここ数年は電子書籍を買うか、図書館を利用する事が増えた。職場の近くにも図書館があるので、昼休みに行くこともある。そのため、図書館の重要性は以前よりも感じている。豊島区立図書館基本計画が重点的な取組に掲げている5つのうち、4番目(図書館の意義の発信)は以前の私のように図書館にあまり縁が無かった人にはとても良いと思うし、5番目(まちの中での場の創出)が実現したらもっと図書館が楽しい場になると思う。
区の考え方5
図書館や読書の意義を広め、より多くの方に、図書館を利用していただけるような取組を進めていきます。

意見6 事業について
基本理念を支える3本の柱の活動の提言。
1地域文化の継承 図書館で地域の祭り、寺社、アトリエ村、漫画、伝統工芸、大学などの紹介を積極的に行ってほしい。
2読書活動の推進 ・司書がナビゲーターとなり、関連する書籍や資料を紹介する。・読書会を主催、支援する。・デジタル図書の充実。
3生涯教育の機会提供 ・情報の教育機関として地域の研究者を育てる講演会、講習会を行う。・図書館サポーター養成講座を行い、地域から図書館を支える人材を増やす。
区の考え方6
第二次図書館基本計画は、令和4年度から5年間を計画期間として具体的な取組を進めますが、特に地域文化の継承については、区立図書館7館がそれぞれの特色を生かし、取り組みを進めていく必要があると考えています。今後は、既存事業についても見直しやブラッシュアップを行いたいと考えておりますので、事業検討にあたりましてはいただいたご意見を参考にさせていただきます。

意見7 資料収集について
点字図書館の資料収集について 資料収集にもっと特色を生かしてはどうか。例えば、荒川区では吉村昭のデイジー図書がそろっているし、葛飾区の亀有図書館ではこちら葛飾区亀有公園前派出所のマンガのデイジー図書がそろっている。豊島区もトキワ荘などあるのだから特色を出してもいいと思う。
区の考え方7
区にゆかりのある「赤い鳥」、トキワ荘関連や、地域資料などの音訳・点訳図書を積極的に製作しています。さらに、蔵書が充実するように、今後とも取り組みます。

6計画案修正
(1)豊島区子ども読書活動推進計画 修正等無し

(2)豊島区立図書館基本計画
意見概要2 計画理念についてに対し、計画本文中に、注釈を入れ分かりやすくした。

なお、両計画とも計画概要(素案)に対する修正等は無し
 

「豊島区子ども読書活動推進計画(第四次)」の概要

「豊島区子ども読書活動推進計画(第四次)」の概要

1 計画の背景
「子どもの読書活動の推進に関する法律」(平成13年)に基づき策定する。
発達段階に応じた読書機会の提供と読書環境の整備を図る。
策定、改定経緯
第一次 平成18年3月(平成19年度から平成27年度の10年間)
第二次 平成22年3月(平成22年度から平成27年度の6年間)※教育基本法改正等により計画を修正
第三次 平成28年5月(平成28年度から令和2年度の5年間)※改定延期のため、令和3年度までの6年間に変更
2 第三次計画の取組と成果
(1)目標
①子どもの読書活動の意義や大切さの普及・啓発
②子どもが読書に親しむ機会の提供と読書環境の充実
(2)数値目標
①子どもの図書貸出冊数(区立図書館・学校図書館)
児童書は達成したが、YA書は未達成。引き続き中学生・高校生への対策が必要。学校図書館は目標を大幅に上回った。
②1か月の平均読書冊数
目標値を大幅に上回った。
③中学生・高校生の1日の平均読書時間のうち「0分(読まない)」の割合
未達成。全国的な課題のため引き続き不読率改善に取り組む。
(3)計画事業
図書館、幼稚園・小・中学校、区民ひろば、保健所、地域ボランティア、家庭等と連携し、92事業を実施した。一定程度読書環境整備ができたが、新型コロナウイルス感染症の影響で事業実施不可能なものもあった。
3 第四次に向けて(第四次計画の方向性)
(1)不読率の改善への取組
中学生・高校生の不読率が課題。中学生・高校生のニーズや生活環境を把握し、使いやすい、利用したいと思える図書館にしていく。
(2)子ども・生涯学習関連施設、地域、保護者等への理解・啓発
社会情勢の変化(デジタル化、新型コロナウイルス、SDGs エス ディー ジーズ推進等)に取り組むため、あらゆる主体との連携をより強化していく。
4 第四次計画基本的な考え方
(1)基本理念
「本がつなぐ」人と人の循環(わ)で区民が自ら本に手を伸ばす生涯学習の場を創造 ※豊島区立図書館基本計画と共通の基本理念とする。
(2)サブ理念
すべての子どもが素晴らしい本と出会える読書環境をめざして
(3)目的
①乳幼児期からの読書基盤の形成
②学習の基盤となる資質・能力の育成のための読書活動の推進
③特別な配慮を必要とする子どもの読書環境整備の推進
④読書の質の向上
(4)対象
0歳からおおむね18歳まで ※豊島区立図書館基本計画の子どもの部分を補完する。
(5)計画期間
令和4年度から令和8年度までの5年間

5 計画が目指すもの
(1)重点「読書の質の向上」
読書の質の向上を通して豊島区が目指す5つの子どもの姿と、その子どもの姿がもたらす4つの効果を以下のとおり掲げる。
豊島区が目指す子どもの姿
①本へ親しみ、豊かな感性と知的好奇心を広げ、自分の思いを言葉で伝えられる子ども ②読書を通じて多様な分野への興味関心を高め、新しい発見や知識を得ることに自ら意欲的に行動する子ども
 ①と②の効果 発達に応じた子どもの感性・自主性・主体性の醸成
③読書を通じて「多文化」に触れ、互いに尊重する気もちを持ち、様々な角度から柔軟に物事を考えられる子ども ③の効果 多文化共生への慣習
④読書を通じて「情報を読み解く力」「情報を分析して判断する力」を身に付け、情勢の変化に柔軟に対応し、よりよい社会づくりに貢献できる子ども ④の効果 確かな情報リテラシー(能力)の習得
⑤自ら「学び(読書)の循環(わ)」に入っていく子ども ⑤の効果 地域コミュニティの活性化
(2)数値目標
①不読率の改善状況(パーセント)
東京都の不読率の根拠と合わせるため東京都の第四次計画の目標値と同じくする。小学2年 1.3、小学5年 2.7、中学2年 6.6、高校2年 15.9
②読書が好きかどうか
読書に肯定的な考えをもつ子どもを増やし、自らの生活の中に読書を取り入れようとする子どもを増やす。 小学2・5年 90%以上、中学生・高校生 50%以上
③教育課程に読書活動の推進が位置づけられている割合
幼稚園、小学校、中学校 100%
④学校や地域の図書館の活用頻度(学校図書館、区立図書館別)
学校図書館 小学2・5年、中学生100% 区立図書館 小学2年95%、小学5年90%、中学生60%
6具体的な取組・進捗管理報告
(1)具体的な取組
①各主体の役割
図書館、学校、子ども・生涯学習関連施設、地域、家庭等の役割を明確にし、読書に関心がある層への発展的取組、関心が無い層への基礎的取組を進める。
②図書館が基軸となる計画事業
公民連携を活用した事業実施等図書館外での事業展開の推進
子どもの参加の場づくり
子どもの読書にかかわる職員等の質の向上
読み聞かせボランティア等の養成・派遣
③学校図書館が基軸となる計画事業
学校・学校図書館と区立図書館が連携し、モデル事業を検討し実施する。
④学校司書と図書館司書の地域に関する知識向上と情報共有
地域の歴史や情報を積極的に収集し、それを共有できる場づくりをする。
(2)計画事業の進捗管理、報告
事業の取組状況を調査し、豊島区子ども読書活動推進会議、豊島区図書館経営協議会、豊島区教育委員会へ報告する。
進捗状況や社会情勢の変化等をもとに、事業の見直しをする。
(3)計画数値目標の進捗管理・報告
「豊島区読書活動に関する実態調査」(5年に1回)、豊島区教育委員会で調査する数値(毎年度)の活用をし、毎年度報告する。

「豊島区立図書館基本計画(第二次)」の概要

「豊島区立図書館基本計画(第二次)」の概要

1 基本的な考え方
(1)図書館とは
図書館法(法律第118号、昭和25年4月30日)
図書館の目的、役割等が明記されている。
国、東京都のこれからの図書館のあり方
地域のニーズ、社会情勢の変化に伴い、多様な利用者が活用しやすい図書館を目指す必要がある。
(2)区立図書館の現状
各館の特色を活かし、地域のニーズにそったサービスを提供している。(SDGs エス ディー ジーズの推進含む)
(3)計画の位置づけと期間
「図書館の設置及び運営上の望ましい基準(平成24年文部科学省告示)」に基づき策定
「豊島区基本計画」、「豊島区生涯学習推進ビジョン」、「豊島区教育ビジョン」等と整合性を図り策定
「豊島区子ども読書活動推進計画」が、本計画の子どもの読書活動推進の部分を補完
「豊島区子ども読書活動推進計画」と整合性を図り計画期間は5年間
(4)第一次計画と成果
平成29年5月策定(平成29年度から令和2年度の4年間)※改定延期のため、令和3年度の5年間
利用者の満足度を向上させるため、来館者数、貸出冊数、登録者数、蔵書数、事業数の増に取り組んできた。新型コロナウイルスの影響で一部サービスを休止したが、概ね目標値を達成できた。
(5)第二次に向けて
豊島区のまちや図書館に関連する区の方針が大きく変化した。「豊島新時代」の図書館として、以下3つの視点から「誰一人取り残さない 誰もが主役になれるまち」豊島区の図書館像を描く。
①豊島区が目指す「未来の都市モデル」
②地域コミュニティ活性化の拠点
③新型コロナウイルスによる社会変革
2 第二次計画について
(1)第二次計画の理念
基本理念 「本がつなぐ」人と人の循環(わ)で区民が自ら本に手を伸ばす生涯学習の場を創造 ※「豊島区子ども読書活動推進計画」と共通の基本理念とする。
サブ理念 誰一人取り残さない、誰もが主役になれるまち にぎやかな公共図書館をめざして
基本理念を支える柱
①地域文化の継承と新たな文化の創出
②読書活動の推進
③生涯学習機会の提供(学び続ける意欲の向上)
対象 あらゆる世代 ※子どもの部分は「豊島区子ども読書活動推進計画」が補完する。
計画期間 令和4年度から令和8年度までの5年間
(2)にぎやかな公共図書館とは
これからの図書館にもとめられるもの
①地域社会の知の基盤のネットワークハブとなる図書館
②社会情勢の変化に寄り添う図書館
③地域振興に貢献する「知の地域づくり」の場である図書館
上記3つを実現するために、従来の貸出サービスに限らず、利用者の研究、交流を支援し、新たな知識を生み出す多くの利用へとつなげる。
多くの人に利用される図書館とは
多くの人にとって身近な存在である場所
多様な人が集まる場所であり、多様な人の利用があって良い場所
多様な目的によって変化していく場所
図書館内に限らずあらゆるところに広がる場所
豊島区が考える「にぎやかな公共図書館」とは
平等、共有、セルフヘルプを実現する場所、新型コロナウイルス等の予期せぬ事態でも誰にでもひらかれた地域の拠点
つまり、「多くの人に身近な場所であり、多くの人に利用される図書館」、あらゆる人にひらかれた場所になるよう第二次計画で取組を進める。
3 これからの取組
(1)社会情勢への対応
情報にかかわる不平等を埋める機関として、社会情勢の変化が激しい中において、その図書館の役割を明確にしていく。
①SDGs(エス ディー ジーズ)の推進
②読書バリアフリー法の制定
③DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進
④多文化共生の推進
⑤新型コロナウイルス感染拡大による生活様式のシフト
⑥としま文化の日制定
(2)豊島区が目指す区立図書館
①あらゆる人(子どもから高齢者、障害者、外国人等)の日常生活を豊かにするために地域住民が気軽に訪れ、図書資料等に親しむことのできる場
②区民の日常生活において生じる疑問や、区民が携わる地域活動の課題解決を図るために必要な図書資料等を提供する場
③「自分づくり」「地域づくり」のプラットフォームとなり、地域コミュニティの活性化を促進する場
④まちのあらゆるところに読書の楽しさに触れることができる機会を創出する場
上記4つを目指すことが「にぎやかな公共図書館」の実現につながる。
(3)にぎやかな公共図書館の実現に向けて
従来の図書館の基礎的な取組と「にぎやかな公共図書館」を目指した重点的な取組を長期、中期、短期に分け展開していく。
重点1 DXの促進 図書館に適したDXの促進
重点2 施設、整備 館内レイアウトの見直し、各館の施設改修時期に合わせた施設整備
重点3 地域資料、行政資料の充実 資料収集
重点4 図書館の意義の発信 あらゆる主体へ意義の発信
重点5 まちの中での場の創出 地域の人々が集まる場でのサービス提供
4 推進に向けて
(1)計画の進行管理
調査分析
「豊島区読書活動に関する実態調査」「図書館利用者満足度調査」「区職員意識調査」の実施。
活動報告書の作成、報告、連携、参画
区立図書館の経営状況、取組事例、次年度の取組をまとめた報告書を毎年度作成し、図書館経営協議会等へ報告する。また、協議会委員より事業提案をいただき、あらゆる主体と連携し取組を進め、多くの参画を促す。
 

お問い合わせ

豊島区立中央図書館計画調整グループ

 〒170-8422
 住所:豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル5階
 電話:03-3983-7861
 ファクス:03-3983-9904
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