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新しいオススメ本

ハリネズミは月を見上げるの書影

ハリネズミは月を見上げる

  • あさのあつこ/著
  • 新潮社
  • 2020年

自分の気持ちを相手に伝えることが苦手な鈴美。ある日、学校へ向かう電車の中で思いもよらない出来事に遭遇する。そのとき助けてくれたのは同じ制服を着た比呂だった。
性格も見た目も反対の2人だが、目には見えないものが似ている……。それは一体なんだろう。
子どもと大人の間の少し敏感な時期。16歳の女の子たちが、成長とともにどう変化していくのか。青春時代に読んでもらいたい1冊。

(2022年6月1日)

 
増補新版 おばあちゃんが、ぼけた。の書影

増補新版 おばあちゃんが、ぼけた。

  • 村瀬孝生/著
  • 新曜社
  • 2018年

年をとれば人間はみな衰(おとろ)える。それは自然の摂理(せつり)。
体も脳も老いてぼけてしまうのは、かなしいこと、つらいことなのだろうか。「ぼけた」ことが問題になったり、障害となったりするのは社会のほう。
たとえ「ぼけた」としても一生懸命に生きる。そんなお年寄りたちの世界が描かれているのがこの本。
おばあちゃん、おじいちゃんの、キュートでせつなく美しい生活をのぞいてみよう!

(2022年5月1日)

 
ぼくらの感染症サバイバルの書影

ぼくらの感染症サバイバルー病に立ち向かった日本人の奮闘記ー

  • 香西豊子/監修
  • いろは出版
  • 2021年

2020年、新型コロナウイルスの大流行により私達の生活は一変しました。いまだ収束が見えず、人とのつながりや行動が規制され、日々ストレスを感じることも。
でも、人類と感染症の戦いは今に始まったことではありません。6世紀ごろから世界中で様々な感染症の流行を繰り返しながら、人々は知恵と経験によりワクチンや治療薬を開発し、公衆衛生を整え、生き抜いてきたのです。
歴史は、問う人に何らかの答えをくれます。私達が安心・安全な生活を送るために今、何をすべきか、感染症の歴史からきっとヒントが見つかるはずです。

(2022年4月1日)

 
ゴーストボーイズの書影

ゴースト・ボーイズーぼくが十二歳で死んだわけー

  • ジュエル・パーカー・ローズ/著  武富博子/訳
  • 評論社
  • 2021年

ぼくは死んでしまった。そして今、ゴーストになって自分の裁判を見ている。
生きている人間でぼくの姿が見えるのは、ぼくを撃った白人警官の娘、セアラだけだ。セアラの父親は、ぼくが遊んでいたのはオモチャの銃なのに本物に見えたと言った。身長も低く、まだ12歳だったのに、大人の黒人に脅されたと感じたと。でも、そんなのは嘘だ。命の危険を感じたのは、むしろぼくのほうなのに。
どうしてぼくは死んだ?おかしいよ。まちがってる。

(2022年3月1日)

 
不便益のススメの書影

不便益のススメ-新しいデザインを求めて-

  • 川上浩司/著
  • 岩波書店
  • 2019年

不便だからこそ得られるメリット、それが不便益。
技術の進歩で写真も音楽もすぐ楽しめるし、言葉が分からなくても外国で暮らすこともできる。でも、人や物との偶然の出合いや、考える自由など、見落としてしまうものもある。例えば、不便益の視点でみるとフィルムカメラは、現像に時間がかかるけど、デジタルにはない味わい深さや強い印象を残すものといえる。便利な時代にあえて不便なことを面倒と思わずに面白いかもという視点でみると、新しい世界が見えてくる。

(2022年2月1日)

 
そらのことばが降ってくるの書影

そらのことばが降ってくる-保健室の俳句会-

  • 髙柳克弘/作
  • ポプラ社
  • 2021年

いじめにあい保健室登校をしているソラ。
そこで風変わりな俳句好きなハセオに出会って、俳句の面白さに魅せられていきます。言葉によって傷ついたソラは、俳句で自分の気持ちを表現することに力を得て前に進みます。やがて学校主催の俳句大会も開催されることになって……。
この本を読んだあなたもきっと、一句詠んでみたくなること間違いなしの1冊です!!

(2022年1月5日)