オススメ本

新しいオススメ本

ヤングタイマーズのお悩み相談室

ヤングタイマーズのお悩み相談室ヤングタイマーズのお悩み相談室

  • 石川宏千花/作
  • くもん出版
  • 2024年

みなさんの悩みは何ですか?それとも悩みなんてない?家族や友達にも言えないことってありますよね。個性派俳優とミュージシャンのパーソナリティーがおくるラジオ番組のお悩み相談コーナー。

「――悩む気持ちには、星みっつも星ひとつもない」とかつて悩める10代だったであろうふたりが、6人の中学生の悩みにゆる~く時に真剣に答えます。

スマートフォンや動画サイトも楽しいけど、声だけで遠くの人ともつながれるラジオとの出会いが何かに気づくきっかけになるかもしれません。

(2024年10月1日)

つる子さんからの奨学金の書影

つる子さんからの奨学金

  • まはら三桃/著
  • 偕成社
  • 2023年

きっかけは、女子ゆえに進学に苦労した曾祖母つる子の「奨学金を出すことにしたよ」というひと言だった。「高校の学費を援助する」と提案を受けたわかばと従兄の樹。つる子からの条件は今よりワンランク上の学校を目指すこと。

受験と部活の両立、親からのプレッシャーや友情に悩みながらも奮闘するわかば、そして成績優秀の樹。二人がつかんだ驚きの結果とは……。

受験をテーマにジェンダーや偏見がさり気なく盛り込まれ「自分にとっての変わらない価値。自分の心が喜ぶこと」が心に染みる一冊です。

(2024年9月1日)

世界でいちばん素敵な源氏物語の教室の書影

世界でいちばん素敵な源氏物語の教室

  • 吉海直人/監修
  • 三才ブックス
  • 2023年

平安時代の宮廷を舞台にした王朝ロマンス小説『源氏物語』。
紫式部が描いた光源氏をめぐるこの物語、題名だけは知っているという人も多いのではないでしょうか?
いつかは読んでみたいけれど、文字数も多いし難しそうで読み切れるか心配……。
そんな不安も、ゆかりの地の風景写真や絵と共にQ&A方式で分かりやすく解説されているこの本が解決してくれるかも!

世界でいちばん素敵な入門書を片手に、源氏物語を読んでみませんか?

(2024年8月1日)

ぼくらの胸キュンの作り方

ぼくらの胸キュンの作り方

  • 神戸遥真/著 木乃ひのき/画
  • 講談社
  • 2023年

中学2年生のおれはサッカー部員で、クラスではムードメーカーに徹している「普通の男子」。楽しみは妹が貸してくれる少女漫画雑誌を読むこと。さらに、おれは女性ユーザーが多い恋愛小説投稿サイトで小説を書いている。

このことは誰にも言うつもりのない秘密……なのに、どこかでバレて放課後に裏門へ呼び出されている。いったい誰なんだ!?

これは”胸キュン”に挑むぼくらの物語。

(2024年7月1日)

12歳から始める人見知りしない技術書影

12歳から始める人見知りしない技術

  • 鳥谷朝代/著
  • 秀和システム
  • 2023年

この本によると、なんと日本人の7割が人見知りなのだそうです。

初対面の人と話すのは、大人でも緊張します。でも自分から話しかけられなくても大丈夫!少し視線をあげてみたり、姿勢を整えたりするだけで、印象は変わります。この本には、話す時に意識するポイントや、誰とでもすぐに打ち解ける方法が詰まっています。

勇気をだして、友達になりたい子に話しかけてみませんか?

(2024年6月1日)

スクラッチの書影

スクラッチ

  • 歌代朔/作
  • あかね書房
  • 2022年

2020年コロナ禍の夏。大事なイベントである「総体」が中止になってしまったバレーボール部キャプテンの鈴音。
作品を出展予定だった「市郡展」の審査が中止になってしまった美術部部長の千暁。

くやしさや不安な気持ちの中、少しずつコロナ禍というものと向き合い、将来を考えながら一生懸命に前へ進もうとする中学3年生達の姿は、まるで暗闇に輝く花火のような力強さがあります。
ページをめくる手が止まらなくなるほど勢いのある青春物語です。

(2024年5月1日)

すごすぎる色の図鑑の書影

すごすぎる色の図鑑-色のひみつがすべてわかる!-

  • ingectar‐e/著 桜井輝子/監修
  • KADOKAWA
  • 2022年

私たちの周りに当たり前のようにあふれている「色」。みなさんは普段どのくらい意識して生活しているでしょうか?
例えば、夕暮れのオレンジ色の光の下でも街路樹の葉は緑、ビルはグレーに見えます。光の色が変わっても、物本来の色を見ようとして脳内で色が補正されているからです。

「色の図鑑」といっても、色の名前が載っているだけではありません。色を感じるしくみなどの基本から、知っていると役立つ知識までわかりやすく紹介されています。
色への理解が深まって、世界の見え方が変わるかもしれません。

(2024年4月1日)

はじめてのの書影

はじめての

  • 島本理生・辻村深月・宮部みゆき・森絵都/著 
  • 水鈴社
  • 2022年

春になると、学年や学校が変わり新しい環境になる人は多いでしょう。新しいことは、「はじめて」に繋がります。「はじめて」の立場や感情に戸惑うこともきっとあります。そしてどんな人にも、「はじめて」はまだまだあります。

この本は、今をときめく作家の方々とアーティストYOASOBIがコラボレーションして生まれた、皆さんの「はじめて」にそっと寄り添うお話を集めた作品です。「はじめて○○したときに読む物語」をテーマに、皆さんの世界を広げるでしょう。ぜひ、曲も一緒に!

(2024年3月1日)

シタマチ・レイクサイド・ロードの書影

シタマチ・レイクサイド・ロード

  • 濱野京子/作
  • ポプラ社
  • 2023年

同級生に半ば強引に誘われて文芸部に入部した希和子。読書は好きだが、詩や文学を自分で創作することが苦手な希和子は、文集の掲載に向けてひたむきに作品を生み出している部活の先輩や新入部員に引け目を感じていた。情熱を持って取り組む周りの人たちを見て希和子は落ち込むが――。
悩みながらも自分の才能を探して成長していく主人公と、個性豊かな仲間たちとの人間模様が織りなすTHE青春ストーリー。
身近な場所を舞台に誰もが共感できる一冊です。

(2024年2月1日)

ルーミーとオリーブの特別な10か月の書影

ルーミーとオリーブの特別な10か月

  • ジョーン・バウアー/著 杉田七重/訳
  • 小学館
  • 2021年

幼くして母を亡くし、半年前に最愛の父と死別した12歳の少女オリーブ。
会って間もない義理の姉モーディーとの新しい生活は、とまどうことも多いけれど新しい発見もいっぱい!
そんなとき、犬好きが高じて盲導犬候補の子犬ルーミーを育てることに……。
オリーブのあふれる愛情につつまれて、すくすくと成長していくルーミー。その毎日は笑いあり涙ありで目が離せません!
女の子ひとりと子犬一匹の成長を描く、特別な10か月の物語です。

(2024年1月5日)