オススメ本
新しいオススメ本
ミュージアムと生きていく
美術品の修復家を経て歴史博物館の学芸員になった人。文化財の写真を撮影するフリーのフォトグラファー。大好きな地元の淡水魚を展示するため、廃校で小さな水族館を始めた会社員……この本には、博物館、美術館、動植物園などの施設に、いろいろな立場で関わる人々が登場します。 動物のはく製や骨格標本を作製するサークル「なにわホネホネ団」に参加する男子高校生は、そのディープな活動内容(入団試験は「タヌキを一匹、自分で解体すること」!)や、競い合うことなく「好き」を共有できる場の楽しさについて語ってくれます。 (2024年11月1日) |
ヤングタイマーズのお悩み相談室ヤングタイマーズのお悩み相談室
みなさんの悩みは何ですか?それとも悩みなんてない?家族や友達にも言えないことってありますよね。個性派俳優とミュージシャンのパーソナリティーがおくるラジオ番組のお悩み相談コーナー。 「――悩む気持ちには、星みっつも星ひとつもない」とかつて悩める10代だったであろうふたりが、6人の中学生の悩みにゆる~く時に真剣に答えます。 スマートフォンや動画サイトも楽しいけど、声だけで遠くの人ともつながれるラジオとの出会いが何かに気づくきっかけになるかもしれません。 (2024年10月1日) |
つる子さんからの奨学金
きっかけは、女子ゆえに進学に苦労した曾祖母つる子の「奨学金を出すことにしたよ」というひと言だった。「高校の学費を援助する」と提案を受けたわかばと従兄の樹。つる子からの条件は今よりワンランク上の学校を目指すこと。 受験と部活の両立、親からのプレッシャーや友情に悩みながらも奮闘するわかば、そして成績優秀の樹。二人がつかんだ驚きの結果とは……。 受験をテーマにジェンダーや偏見がさり気なく盛り込まれ「自分にとっての変わらない価値。自分の心が喜ぶこと」が心に染みる一冊です。 (2024年9月1日) |
世界でいちばん素敵な源氏物語の教室
平安時代の宮廷を舞台にした王朝ロマンス小説『源氏物語』。 世界でいちばん素敵な入門書を片手に、源氏物語を読んでみませんか? (2024年8月1日) |
ぼくらの胸キュンの作り方
中学2年生のおれはサッカー部員で、クラスではムードメーカーに徹している「普通の男子」。楽しみは妹が貸してくれる少女漫画雑誌を読むこと。さらに、おれは女性ユーザーが多い恋愛小説投稿サイトで小説を書いている。 このことは誰にも言うつもりのない秘密……なのに、どこかでバレて放課後に裏門へ呼び出されている。いったい誰なんだ!? これは”胸キュン”に挑むぼくらの物語。 (2024年7月1日) |
12歳から始める人見知りしない技術
この本によると、なんと日本人の7割が人見知りなのだそうです。 初対面の人と話すのは、大人でも緊張します。でも自分から話しかけられなくても大丈夫!少し視線をあげてみたり、姿勢を整えたりするだけで、印象は変わります。この本には、話す時に意識するポイントや、誰とでもすぐに打ち解ける方法が詰まっています。 勇気をだして、友達になりたい子に話しかけてみませんか? (2024年6月1日) |
スクラッチ
2020年コロナ禍の夏。大事なイベントである「総体」が中止になってしまったバレーボール部キャプテンの鈴音。 くやしさや不安な気持ちの中、少しずつコロナ禍というものと向き合い、将来を考えながら一生懸命に前へ進もうとする中学3年生達の姿は、まるで暗闇に輝く花火のような力強さがあります。 (2024年5月1日) |
すごすぎる色の図鑑-色のひみつがすべてわかる!-
私たちの周りに当たり前のようにあふれている「色」。みなさんは普段どのくらい意識して生活しているでしょうか? 「色の図鑑」といっても、色の名前が載っているだけではありません。色を感じるしくみなどの基本から、知っていると役立つ知識までわかりやすく紹介されています。 (2024年4月1日) |
はじめての
春になると、学年や学校が変わり新しい環境になる人は多いでしょう。新しいことは、「はじめて」に繋がります。「はじめて」の立場や感情に戸惑うこともきっとあります。そしてどんな人にも、「はじめて」はまだまだあります。 この本は、今をときめく作家の方々とアーティストYOASOBIがコラボレーションして生まれた、皆さんの「はじめて」にそっと寄り添うお話を集めた作品です。「はじめて○○したときに読む物語」をテーマに、皆さんの世界を広げるでしょう。ぜひ、曲も一緒に! (2024年3月1日) |
シタマチ・レイクサイド・ロード
同級生に半ば強引に誘われて文芸部に入部した希和子。読書は好きだが、詩や文学を自分で創作することが苦手な希和子は、文集の掲載に向けてひたむきに作品を生み出している部活の先輩や新入部員に引け目を感じていた。情熱を持って取り組む周りの人たちを見て希和子は落ち込むが――。 (2024年2月1日) |
ルーミーとオリーブの特別な10か月
幼くして母を亡くし、半年前に最愛の父と死別した12歳の少女オリーブ。 (2024年1月5日) |