ほんのしまとしま(むかしむかし)
「かにむかし」柿の種を拾って育てたかに。実が熟れたので食べようとしましたが、木に登れず困っていました。そこにさるが現れて、柿をとってあげると親切に言いますが、自分が食べてばかり。あげく青柿を投げてかにを潰してしまいました。子がにたちは、仇討ちに出ます。 <木下順二/文 清水崑/絵 岩波書店> |
「三びきのやぎのがらがらどん(ノルウェーの昔話)」山の草場に太りに行こうとする三匹のやぎ。ところが途中の橋には、気味の悪い大きなトロルが住んでいて、「ひとのみにしてやる」とおどかします。ちびやぎ、二番目やぎは上手く橋を渡り、いよいよ大きいやぎの登場です。 <マーシャ・ブラウン/え せたていじ/やく 福音館書店> |