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よんでみよう(3、4ねんせいから)

3・4ねんせいから

2024年

「よんでみよう」は、としまくりつ図書館がおすすめする本のリストです。 (このページは、図書館でくばっているリストをもとに作られています。)

えほん

「あずきがゆばあさんととら」

  • ペク・ヒナ/絵(え)
  • パク・ユンギュ/文(ぶん)
  • かみやにじ/訳(やく)
  • 偕成社(かいせいしゃ)

昔、深い山おくに、おいしいあずきがゆをにるばあさんがいた。ある春の日、でっかいとらがあらわれた。食われそうになったばあさんは急いで言った。冬にあずきがゆをたらふく食べてから、わたしを食ったらいい。 

「いのちがかえっていくところ」

  • 最上一平(もがみいっぺい)/作(さく)
  • 伊藤秀男(いとうひでお)/絵(え)
  • 童心社(どうしんしゃ)

「おおきいぞ!あわてるな!さおをたてろ!」ぼくはお父さんに教わって、はじめてイワナをつり上げた。頭がカアーッとあつくなり、心ぞうがドッキン、ドッキンした。ぼくは今、むきだしのイワナの命をつかんでいる。 

よみもの

「角(つの)が曲(ま)がったみつき二号(にごう)」

  • 麦野圭(むぎのけい)/作者(さくしゃ)
  • 高山(たかやま)ケンタ/画家(がか)
  • 文研出版(ぶんけんしゅっぱん)

ぼくのカブトムシの幼虫(ようちゅう)、みつき二号。さなぎになった時に、角が曲がっていた。今までたくさんのさなぎを見てきたけど、こんなのはじめてだ。おまけに友だちには、カブトになれない、長生きできないって言われた。

「やまの動物病院(どうぶつびょういん)」

  • なかがわちひろ/作・絵(さく・え)
  • 徳間書店(とくましょてん)

山のふもとの町のはずれに、小さな動物病院があります。夜、先生がねむってしまうと、ねこのとらまるはこっそりと起き上がり、バリバリつめをといで、しんさつ室に入っていきます。さあ、とらまるの仕事の時間です。 
 

「ふしぎなメリーゴーラウンド」

  • リーザ=マリー・ブルーム/作(さく)
  • はたさわゆうこ/訳(やく)
  • こやまこいこ/絵(え)
  • 徳間書店(とくましょてん)

おじいさんのメリーゴーラウンドには、ひみつがあります。夜の三十分だけ、メリーゴーラウンドの動物たちが食べたり話したりするのです。ところが、持ち主がかわり、動物たちは食べ物をもらえなくなってしまいました。

ちしき

「ケイン、きょうもよろしくね!」

  • ソン ギヨク/文(ぶん)
  • ペク ウンジュ/文(ぶん)
  • シン ドゥヒ/絵(え)
  • 高橋昌子(たかはしまさこ)/訳(やく)
  • 新日本出版社(しんにほんしゅっぱんしゃ)

わたしの目は、何年か前からだんだん見えづらくなりました。まるで、前とはべつの人間になったみたい。そんな時、白いつえ・ケインに出会いました。ケインといっしょなら、どこへでも自由に行けるはずでしたが…。

「コブシメがやってきた!」

  • 高久至(たかくいたる)/著者(ちょしゃ)
  • アリス館(アリスかん)

屋久島(やくしま)のサンゴの海にすむコブシメは、ふしぎなイカだ。UFO(ユーフォー)のようなすがたで、体長は50センチメートルにもなる。つるつるのひふがとげとげにへんしんしたり、体の形や色をくるくるかえたりもできる。まるで海の忍者(にんじゃ)だ。